これが、どんな演奏「主体」か(人か機械か)とかいうことは全部おいといて、
とにかく素晴らしい音楽になっていることは間違いないです。

■■■■■
1.Orchestrion
オーケストリオン宣言とでもいうべき大曲。こんなことができるんだぜ。
機械式PMGといえるくらい、スケール感がある。こういうことがしたかったんだ。
でもどこか不思議な感じがする。
普通の人がきいたら、ギター以外全部機械仕掛けで演奏しているとはまずわからないだろう。
(・・・平生の疲れもあり、途中数分間睡眠に落ちて夢うつつに・・・そこから戻るときに眼を閉じた状態で聴いていると)なぜか平べったい円錐を上向きにひっくり返した形に音が拡がっているように聞こえた。
(バスドラが聞こえないなど)初め低音にスカスカ感があったが、すぐに気にならなくなった(それくらい素晴らしい)
一番最後あたりのピアノを聴くと、やっぱり「人が」弾いているのではない不思議な音になっているのがわかった。
2.Entry Point(エントリーポイント)
曲名は「音楽の世界に入っていく入口」を意味しているのか、にしてはちょっとメランコリックなメロディー。
3.Expansion(エクスパンジョン)
(曲名はおそらく、パットのOrchestrion説明にあったレイ・カーツワイルの話(new toos have allowed us to "expand our reach")に関係があるのだろうけど、曲名と曲自体がどれほど関連があるかはわからないな。)
曲が始まってすぐニンマリ、かっこいい。
動画に一部がアップされていた曲。
4.Soul Search(ソウル サーチ)
冒頭のこの美しいピアノも「パットが」弾いたんだ・・。
例の「ボトルの笛」が鳴っている。
途中からブルース進行の4ビートジャズになる。
5.Spirit of the air(スピリット オブ ジ エア)
はっ、のっけからミニマル、ライヒ、ウェイアップっぽい緊張感。
ぐぐ、これはかっこいい。
カタルシスあり。
5:40~6:29あたり、この展開は聞いたことが無い。(必聴です)
何かちょっとメッセージめいたものを感ずる。
曲名はやはりここでいっていた「大気の中でアコースティックにサウンドがミックスしていくエネルギーは、他に比べるものが無いものだ」や、ジャズライフの記事にもあった、コンセプトの第一番目「シンセサイザーでもサンプル音源でもない、呼吸をしている、生命が宿った音」のことだと思う。
・・・・
パットは、子供のころに初めてOrchestrionを聞いたとき、何か特殊な体験(いわゆるQualia体験みたいな)をしたのかもしれない。地下室でOrchestrionを回して大音響を聞きながら、何か『人がいないのに、いろんな機械が勝手に音楽を奏でている』不思議な生命感、その空気中に目に見えない精霊めいた何かが宿っている。。。
シンクラヴィアを知ったとき「あ、Orchestrionみたいなことがやれるかも!」と小躍りしたのかも。。その後、電子、デジタル技術の発達につれて、それを駆使し尽くして、その極点までいったけど、でも「やっぱり違う」と思って、本当にオーケストリオンを作ることにしたのではないか。。
ジャケットでパットが虚空を見つめているが、何か目に見えないものを見ているのではないか。(ウガち過ぎ・・)
■■■■■
最後の曲が一番好きです。この曲だけでも値打ちがある。
これをあの機械仕掛けで全部演奏していたら(※)驚異だろ!という内容でした(※しています、実際)
全篇いかにもパットらしいメロディーで、パットのギターが堪能できますね。
このアルバムは全部「独りで」やっているだけに、パットのよりエッセンシャルな部分が出ているかもしれません。
これはしばらく繰り返し聴くことになるでしょう。
これは実物が演奏されるのを是非見てみたい! 「アコースティックな仕組みに置き換えただけ」ではない、何かがあるのではないかな。
(パットがインタビューで「今までのPMGで、何もいう必要がなかったドラマーは今のアントニオだけだ」といってましたが、カウベルのポコポコを使うから入れたのかな。というのは冗談ですが。)

とにかく素晴らしい音楽になっていることは間違いないです。

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1.Orchestrion
オーケストリオン宣言とでもいうべき大曲。こんなことができるんだぜ。
機械式PMGといえるくらい、スケール感がある。こういうことがしたかったんだ。
でもどこか不思議な感じがする。
普通の人がきいたら、ギター以外全部機械仕掛けで演奏しているとはまずわからないだろう。
(・・・平生の疲れもあり、途中数分間睡眠に落ちて夢うつつに・・・そこから戻るときに眼を閉じた状態で聴いていると)なぜか平べったい円錐を上向きにひっくり返した形に音が拡がっているように聞こえた。
(バスドラが聞こえないなど)初め低音にスカスカ感があったが、すぐに気にならなくなった(それくらい素晴らしい)
一番最後あたりのピアノを聴くと、やっぱり「人が」弾いているのではない不思議な音になっているのがわかった。
2.Entry Point(エントリーポイント)
曲名は「音楽の世界に入っていく入口」を意味しているのか、にしてはちょっとメランコリックなメロディー。
3.Expansion(エクスパンジョン)
(曲名はおそらく、パットのOrchestrion説明にあったレイ・カーツワイルの話(new toos have allowed us to "expand our reach")に関係があるのだろうけど、曲名と曲自体がどれほど関連があるかはわからないな。)
曲が始まってすぐニンマリ、かっこいい。
動画に一部がアップされていた曲。
4.Soul Search(ソウル サーチ)
冒頭のこの美しいピアノも「パットが」弾いたんだ・・。
例の「ボトルの笛」が鳴っている。
途中からブルース進行の4ビートジャズになる。
5.Spirit of the air(スピリット オブ ジ エア)
はっ、のっけからミニマル、ライヒ、ウェイアップっぽい緊張感。
ぐぐ、これはかっこいい。
カタルシスあり。
5:40~6:29あたり、この展開は聞いたことが無い。(必聴です)
何かちょっとメッセージめいたものを感ずる。
曲名はやはりここでいっていた「大気の中でアコースティックにサウンドがミックスしていくエネルギーは、他に比べるものが無いものだ」や、ジャズライフの記事にもあった、コンセプトの第一番目「シンセサイザーでもサンプル音源でもない、呼吸をしている、生命が宿った音」のことだと思う。
・・・・
パットは、子供のころに初めてOrchestrionを聞いたとき、何か特殊な体験(いわゆるQualia体験みたいな)をしたのかもしれない。地下室でOrchestrionを回して大音響を聞きながら、何か『人がいないのに、いろんな機械が勝手に音楽を奏でている』不思議な生命感、その空気中に目に見えない精霊めいた何かが宿っている。。。
シンクラヴィアを知ったとき「あ、Orchestrionみたいなことがやれるかも!」と小躍りしたのかも。。その後、電子、デジタル技術の発達につれて、それを駆使し尽くして、その極点までいったけど、でも「やっぱり違う」と思って、本当にオーケストリオンを作ることにしたのではないか。。
ジャケットでパットが虚空を見つめているが、何か目に見えないものを見ているのではないか。(ウガち過ぎ・・)
■■■■■
最後の曲が一番好きです。この曲だけでも値打ちがある。
これをあの機械仕掛けで全部演奏していたら(※)驚異だろ!という内容でした(※しています、実際)
全篇いかにもパットらしいメロディーで、パットのギターが堪能できますね。
このアルバムは全部「独りで」やっているだけに、パットのよりエッセンシャルな部分が出ているかもしれません。
これはしばらく繰り返し聴くことになるでしょう。
これは実物が演奏されるのを是非見てみたい! 「アコースティックな仕組みに置き換えただけ」ではない、何かがあるのではないかな。
(パットがインタビューで「今までのPMGで、何もいう必要がなかったドラマーは今のアントニオだけだ」といってましたが、カウベルのポコポコを使うから入れたのかな。というのは冗談ですが。)

◎オーケストリオンOrchestrionへへ関連情報源のリンク 備忘まとめ:
1. パット公式サイト オーケストリオン コーナー
http://patmetheny.com/orchestrioninfo/
→言わずと知れている、コンセプト表明、解説動画、QA、電子宣材などいろいろ
2. パットメセニー公式 Facebook
http://www.facebook.com/PatMetheny?ref=nf
→サイト運営スタッフ~?による情報提供ページになっている。
各種メディア(米国のローカル紙サイトなど)掲載情報も多くて早い。
ファンによるコメントにトリビアルな情報があったりする。
3. パットメセニーツイッター(本人発信ではなく運営スタッフによる情報発信)
http://twitter.com/PatMetheny
→ 多くは上記Facebookサイトへ誘導。
オーケストリオン情報のみならず、公式サイト全体の更新連絡も早い。
フォローしといて損はない!
4. 中川耀さんのパットインタビュー ページ
http://yonakagawa.com/diary/post-169.html
→ 一読の価値あり!
(→ 私も訳す時に苦労して結局そのままにしたんですが、「context」(コンテクスト)という言葉は、
どうも日本人にはイメージしにくい概念のようで、中川さんもそのままにしています。)
Merriam-Websterの英英辞典でみても、よくわからなかった・・・自戒要勉強
1. パット公式サイト オーケストリオン コーナー
http://patmetheny.com/orchestrioninfo/
→言わずと知れている、コンセプト表明、解説動画、QA、電子宣材などいろいろ
2. パットメセニー公式 Facebook
http://www.facebook.com/PatMetheny?ref=nf
→サイト運営スタッフ~?による情報提供ページになっている。
各種メディア(米国のローカル紙サイトなど)掲載情報も多くて早い。
ファンによるコメントにトリビアルな情報があったりする。
3. パットメセニーツイッター(本人発信ではなく運営スタッフによる情報発信)
http://twitter.com/PatMetheny
→ 多くは上記Facebookサイトへ誘導。
オーケストリオン情報のみならず、公式サイト全体の更新連絡も早い。
フォローしといて損はない!
4. 中川耀さんのパットインタビュー ページ
http://yonakagawa.com/diary/post-169.html
→ 一読の価値あり!
(→ 私も訳す時に苦労して結局そのままにしたんですが、「context」(コンテクスト)という言葉は、
どうも日本人にはイメージしにくい概念のようで、中川さんもそのままにしています。)
Merriam-Websterの英英辞典でみても、よくわからなかった・・・自戒要勉強
いくつかのジャズ雑誌で、今般の『Orchestrion』(オーケストリオン)に関する記事がありましたが、Jazz Life(ジャズライフ) 2月号の特集記事が比較的、というかかなり詳しくて、つっこんだ内容になっていましたので、買って読みました。冒頭6ページびっしり。いきなり『天使の微笑み!?悪魔の囁き!?』の見出し。
去年12月9日に教会で行われた(1)海外プレス向けの合同デモの口頭プレゼン(2ページ)と、(2)ジャズライフ誌の単独インタビュー(3ページ)。
(1)今回のプロジェクトのきっかけ、経緯、コンセプト、テクノロジー、エピソード等々。
「長いキャリアの中で、いくつか奇妙に思えるPJを行なってきたけれど、間違いなく今回がトップだろう(笑い)」 そりゃそうでしょう。
(2)楽器構成、配置、ゲイリーバートン教授やJディジョネットに協力してもらった話、ツアーに向けての話等々いっぱい。各楽器の写真と簡単な説明つき(10種類)。濃いです。
「・・・そこで、このアルバムのテーマを『私らしいゾーン』ということにした」
880円。
追記:Jazz Life誌を買ったのはもう何年かぶりだったのですが、(確か出版元も代わったんですよね)いやー相変わらずの気取らない雰囲気でいいですね。ただ読者コーナーがなくなったようで少しさみしいかな。変なマンガがありますね。あ、大昔もあったような・・・"「しまった、マイクスターンだ!」(すごいフレーズ)"だったかな・・
jazzLife ( ジャズライフ ) 2010年 02月号 [雑誌]






